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高鉄、12月から新ダイヤ・運賃導入【表】


ニュース 運輸 作成日:2015年10月30日_記事番号:T00060105

高鉄、12月から新ダイヤ・運賃導入【表】

 台湾高速鉄路(高鉄)は29日、苗栗、彰化、雲林の新3駅が開業する12月1日から、新たなダイヤ (http://www.thsrc.com.tw/UploadFiles/TicketFile/5eb3f582-1455-4ca9-8a4a-b1705d7c79af.pdf)および運賃体系を導入すると発表した。これにより1週間当たりの便数は従来の954便から964便に増加する。運賃は2013年10月8日以前の水準へ約10%値下げする。30日付中国時報が報じた。

 今回のダイヤ改正に伴い、高鉄の運行方式は従来の4種類から7種類に増加する。これにより▽台北▽板橋▽台中▽左営(高雄)──にしか停車しない「直達車A」については従来の週356便から252便に減少する。一方で嘉義および台南へ向かう乗客の利便性向上のため、両駅に停車する「直達車B」を新たに開設する。週74便の運行だ。

 駅の数が増えたことで各駅停車便の台北〜左営間の所要時間は従来の120分から138分に延びる。

 なお、台北〜左営間の所要時間が96分の「直達車A」と、各駅停車便の運賃が同じことに対し、専門家や立法委員から「不公平」として見直しを求める声が上がっている。高鉄は「台湾および海外で前例がない」としつつ、「今後検討した上で年内に結論を出す」とコメントした。