ニュース 建設 作成日:2015年10月30日_記事番号:T00060108
台湾高速鉄路(高鉄)では12月1日に苗栗、彰化、雲林の新3駅が開業するが、苗栗県政府が高鉄の駅周辺で開発を計画している「苗栗駅特定区」のうち、産業専用区の競争入札はこれまで5回の不調が続いている。開業前に6回目の入札を実施する予定だが、地元住民や関連企業の間では同エリアの発展に不安が広がっている。30日付中国時報が報じた。
苗栗県政府は敷地面積340ヘクタールの苗栗駅特定区に、住宅エリア、商業エリア、緑地公園、客家様式の施設を設置する計画で、うち10ヘクタールを産業専用区に当てる方針だ。地元、後龍鎮の朱秋隆鎮長は、同区の開発による人口と就業機会の増加に期待を寄せているが、先行きは不透明だ。
また、彰化駅周辺も現時点で2本の連絡道路が敷設されているのみで、更地が広がっている。一方、雲林駅周辺開発については既にインフラ建設が完成し、交通機関の連絡体制も整備されており、李進勇雲林県長は「高鉄時代に向けた準備は整っている」と強調した。
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