ニュース 医薬 作成日:2015年10月30日_記事番号:T00060111
PM2.5(微小粒子状物質)の吸入を防ぐためにマスクを着用する人が増えているが、専門家は平面マスクや活性炭マスクでは効果がないと指摘している。30日付聯合報が伝えた。
陳教授によれば、マスクを着けて呼吸が少ししづらくなれば密着している証拠だという(中央社)
医療関係者もPM2.5対策にマスクを着用することの重要性は認めながらも、平面マスクでは密着度が足りない上、活性炭マスクもPM2.5がすり抜けてしまうと指摘した。
マスクには米国規格、欧州規格でさまざまな種類があり、ろ過効率が異なるが、台湾大公衆衛生学院職業医学・工業衛生研究所の陳志傑教授は「PM2.5を100%ろ過できるマスクは存在しない」と指摘。その上で、米国規格のN95、N99、N100ならろ過効率が95~99.7%、欧州規格のFFP1、FFP2、FFP3ならばろ過効率が80~99%になると説明した。
陳教授は「密着度が高いマスクを選べば、粒子状物質の大半を防ぐことができる。立体マスクは平面マスクよりも密着度が高いため、隙間から汚染物質が入るのを防ぐことができる」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722