ニュース 食品 作成日:2015年10月30日_記事番号:T00060113
タイで即席麺を生産している南僑集団は、台湾に「小厨師(リトルコック)」ブランドの即席麺を輸入し、発売する計画だ。価格設定は台湾で市販されている即席麺としては割高な85~105台湾元(約320〜390円)に設定する。30日付経済日報が報じた。
南僑は販路として、全家便利商店(ファミリーマート)と提携。発売当初は店頭での調理実演や試食を行う。発売日は男性消費者を意識し、中国語圏での「独身の日」に当たる11月11日に設定した。
輸入即席麺は今年、日本や韓国の製品を中心に売り上げが30%伸びている好調分野だ。価格はギンナン・シイタケ味(85元)、豚肉・ザーサイ味(95元)、タイグリーンカレー味(105元)となっている。
南僑集団の陳飛龍董事長は「値段が高いのは即席麺の輸入関税が20%に達するからだ。今回の台湾での発売は、台湾人が即席麺を安物商品だとは考えなくなったことに着目したもので、試食は好評だ」と話した。
「小厨師」ブランドの即席麺はタイで生産されており、オーストラリアや米国にも輸出されている。年間5億~6億元を売り上げ、南僑の売上高全体の3割以上を占める。
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