電子機器受託生産大手、英業達（インベンテック）の創業者、葉国一会長は31日、▽英穏達科技（インベンテック・ソーラー・エナジー）▽英懋達光電（インベンテック・エナジー）▽益通光能科技（イートン・ソーラーテック）──の太陽電池子会社３社の合併構想を明らかにした。英穏達と英懋達は11月中に、上場会社のため董事会の承認が必要なイートンについては来年損益均衡した後に合併する方針だ。１日付工商時報などが報じた。
李董事長は同日の運動会のあいさつで、「改革」と「突破」を追求し、来年から本業の足を引っ張る出資先を無くすと話した（31日＝中央社）
李詩欽董事長は、英穏達と英懋達の未上場２社の合併により生産能力は1.2ギガワット（GW）、台湾５位内になると説明。今年の売上高は合計120億台湾元（約450億円）を超える見通しで、来年第１四半期に生産能力を10％、第３四半期に50％拡充し、来年は50％の増収を目指すと語った。
