ニュース 石油・化学 作成日:2015年11月2日_記事番号:T00060138
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は30日、米国においてエチレンの年産能力120万トンのエタンクラッカープラント建設に50億台湾元(約186億円)を投じると発表した。31日付工商時報が報じた。
米国におけるシェールオイル開発を好感する台プラは同国で第2期拡張計画を推進しており、台塑と南亜プラを合わせてエチレングリコール(EG)プラント、高密度ポリエチレン(HDPE)プラント、コージェネレーションシステムの設置に計20億米ドルを投じる計画だ。今回のエタンクラッカープラントもグループの同拡張計画に合わせたもので、両社は米国で初めて川上石化原料分野に進出することになる。
今回の投資計画では、南亜プラの米テキサス州子会社を通じてエタンクラッカープラントを建設するフォルモサ・オレフィンズ社に6,090万米ドルを出資、21%株式を取得する。一方、台塑も子会社のフォルモサ・インダストリーズを通じ、9,570万米ドルを出資し、33%株式を取得する。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722