ニュース 電子 作成日:2015年11月2日_記事番号:T00060148
ファウンドリーの力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)と中国・安徽省合肥市政府の合弁による「合肥晶合集成電路」の12インチウエハー工場が着工されたことで、台湾の液晶ドライバIC業界による中国進出が加速しそうだ。2日付蘋果日報が伝えた。
中国では京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が世界最大の第10.5世代液晶パネル工場を着工するなど、大型パネルの生産体制が着々と整いつつあり、ドライバIC需要はますます中国にシフトしそうだ。
台湾のドライバIC業界関係者は「中国のパネルメーカーの動向や中国が積極的に半導体サプライチェーンの構築を進めていることからみて、ドライバICのサプライチェーンが中国に丸ごと持っていかれるのはもはや避けられない」と指摘した。
中国製液晶パネルのシェアは2年後には台湾を抜くと予想されており、ドライバIC業者の中国進出は焦眉(しょうび)の急だ。パワーテックの進出に合わせ、聯発科技(メディアテック)や、敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)は既に合肥に拠点を開設した。
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