ニュース 公益 作成日:2015年11月3日_記事番号:T00060156
中租控股(チャイリース・ホールディング)傘下の中租迪和(チャイリース・ファイナンス)は2日、屏東県の食肉市場で、同社初となる大型の屋根置き型2軸追尾式太陽光発電所の稼動式典を開催した。屏東県政府は、第1期の設置容量は498キロワット(kW)で、年内に第2期が連系運転すれば840kWまで増え、台湾最大規模の屋根置き型太陽光発電システムになると説明した。3日付工商時報が報じた。
侯総経理(左2)は、太陽光発電産業は今後の発展に期待が持てると語った(屏東県政府リリースより)
同太陽光発電所は、太陽光電能源科技(ビッグサンエナジー・テクノロジー)傘下の上陽能源科技(トッパー・サン)が建設を請け負い、9月中旬に連系運転を開始した。
中租迪和の侯明欽総経理は、追尾型システム「ビッグサンiPV」により、太陽電池モジュールが全方位360度に旋回可能で、固定式より発電量が30%以上増えると指摘した。
また侯総経理は、自社建設や買収で年内に太陽光発電所が200基、設置容量が50メガワット(MW)に増えると語った。同社は昨年、自社建設や買収で73基、設置容量23.1MWが完成し、今後20年で売電収入33億台湾元(約122億円)を見込んでいる。
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