ニュース 電子 作成日:2015年11月3日_記事番号:T00060174
3日付経済日報によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長が、指紋認証用ICを手掛ける神盾(イージステクノロジー)に個人名義で出資を行ったとの観測が出ている。ただ、観測についてメディアテックは「蔡董事長の個人的な行動については把握していない」、神盾も「知らない」とコメントした。
神盾は2007年に宏碁(エイサー)の創業者、施振栄(スタン・シー)氏が設立。現在、メディアテックの元執行副総経理、劉丁仁氏と元財務長の喩銘鐸氏が董事、および独立董事を務めている他、蔡董事長は最近、2度にわたり神盾を訪問したとされ、両社が今後、さらに関係を深めるのではないかと関心を集めている。
観測について証券会社は、神盾はサムスン電子のスマートフォンに製品を供給しており、メディアテックが神盾との提携を進めるとすれば、サムスンからの受注獲得が目的とみられると指摘した。
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