衛生福利部疾病管制署（疾管署）は４日、今年５月１日～11月３日のデング熱感染による死者が141人に達したと発表した。中央社電が伝えた。
先日、台北市職員に感染が確認され、市政府の消毒作業が行われた（中央社）
今週、デング熱による死亡が疑われる15人について死因を調べた結果、新たに男性11人、女性１人がデング熱で死亡したことが分かった。地域別では高雄市が８人、台南市が４人だった。
これにより、地域別の累計死者数は台南市が110人、高雄市が29人、屏東県が２人となった。
最近は特に高雄市で患者が増えている。３日には同市で301例が新たに報告され、１日当たりの増加数としては最高となった。デング熱流行による台湾全土での症例は３万298例となり、３万例の大台を突破した。地域別では台南市が２万1,942例、高雄市が7,822例、屏東県が153例などとなっている。
