ニュース 医薬 作成日:2015年11月4日_記事番号:T00060188
林口長庚紀念医院(桃園市亀山区)にこのほど、がん陽子線治療の拠点となる陽子・放射治療センターが完成し、4日から診療を開始する。4日付蘋果日報が伝えた。
洪副院長(中)は、陽子線治療は小児がんにも有効だと述べた(3日=中央社)
同センターは建設費54億台湾元(約200億円)を投じ、3年半かけて建設されたもので、アジアでは日本、韓国、中国に次ぐ陽子線治療施設となる。
地上2階、地下3階建てのセンター内には陽子治療室4室、X線治療室10室が設けられ、それぞれ年間1,300人、3,000人の治療を行う。
洪志宏副院長は「手術が難しいがん患者にとって、陽子線治療は新たな選択肢になる。正常な組織が傷つきにくいのが特徴だ」と説明した。
ただ、治療に全民健康保険は適用されないため、1回当たり2万1,000元の治療がかかる。患者にもよるが、通常は15~30回の治療が必要になるため、医療費負担は30万~60万元が見込まれる。
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