ショッピングセンター大手、微風広場（ブリーズセンター）の「微風信義」（台北市信義区）が５日午前11時にオープンする。廖鎮漢常務董事は、来客数は１日３万人以上、１カ月100万人を見込み、初年度の売上高は58億台湾元（約220億円）以上を目指すと表明した。４日付工商時報などが報じた。
廖常務董事（右２）は「ブリーズセンターの売上高は2017年に300億元も狙える」と語った（３日＝中央社）
微風信義は国泰置地広場ビルの地下１階〜地上４階と45～47階に位置する。売り場面積は計１万坪。テナント数は約110。高級ブランドが５割以上、飲食が25%を占める。台湾初のブランドは32店。45～47階は展望レストランで来年初めにオープンする。
ブリーズセンターの岡一郎総経理は微風信義の特色として、地上１階にルイ・ヴィトン、ティファニーが来春進出する他、２〜３階にルイ・ヴィトン傘下のカフェブランド、ＣＯＶＡ（コヴァ）、４階に日本、韓国、シンガポールなどの飲食ブランド16店を誘致したと説明した。
微風信義は海外からの観光客を対象に、タブレット端末を持ったガイド役30人が８つの言語に対応する他、女性用トイレのパウダールームにカプセル式コーヒーメーカーを設置した。ブリーズセンターのモバイルアプリで登録した会員であれば、たまったポイントをコーヒー１杯と交換できる。
オープンを記念して、11月23日まで提携クレジットカードで１万元以上買い物すれば抽選券を１枚、２万元以上の買い物で２枚進呈する。１等はＢＭＷの１シリーズ「20ｉ」（165万元相当）１台。
