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大手100社、利益重視の姿勢鮮明に【表】


ニュース その他分野 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060209

大手100社、利益重視の姿勢鮮明に【表】

 信用調査会社、中華徴信所企業が4日発表した台湾大型企業グループランキングによると、大手100社の2014年総売上高、総純利益は軒並み過去最高を更新したが、増収率は5.23%と3年連続で6%を下回った一方、増益率は30.15%に達した。純利益率は2006年以来の最高となり、利益重視の経営が進んでいることが明らかとなった。5日付工商時報が報じた。

 大手100社の2014年総売上高は26兆3,900億台湾元(約100兆円)だった。企業別では鴻海精密工業が4兆4,491億元で8年連続の首位となった。

 総純利益は1兆5,600億元だった。企業別では台湾積体電路製造(TSMC)が前年比40.29%増の2,643億元で5年連続の首位となった。

 大手100社の2014年総資産は前年比11.7%増の79兆300億元で過去最高を更新した。企業別では国泰集団を傘下に持つ霖園集団が前年比14.26%増の7兆149億元で13年連続首位だった。また、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は624億4,700万元で88位、巨大機械工業(ジャイアントMFG)は471億4,700万元で100位とそれぞれ初めて100位内に入った。