ニュース 食品 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060212
頂新国際集団の康師傅控股(カンシーフ)が4日、傘下の康師傅方便食品投資(中国)とカルビーの合弁契約解消を発表したことについて、同じく頂新集団の味全食品工業は、「台湾ではカルビーとの提携に変更はない」と表明した。味全は2012年6月、カルビーと合弁で台北卡楽比食品を設立。「じゃがビー」などを生産している。5日付工商時報が報じた。
味全は、頂新集団の昨年の食品安全問題発覚以降、消費者の信頼を取り戻す努力を重ねている(4日=中央社)
康師傅方便食品投資(中国)は12年8月、カルビー、伊藤忠商事と合弁会社、カルビー(杭州)食品を設立した。「じゃがビー」などを生産していたが、今後の事業戦略や運営方針の意見が異なるようになり、協議を経て、カルビーと伊藤忠商事の持ち分を康師傅方便食品投資(中国)に譲渡することを決定した。出資比率は、カルビー51%、康師傅方便食品投資(中国)45%、伊藤忠商事4%。譲渡日は11月30日の予定だ。
香港の蘋果日報によると、カルビー(杭州)食品は設立以来赤字が続いており、昨年の純損失は7,100万人民元(約13億6,000万円)にふくらんだ。
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