ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060216
台塑集団(台湾プラスチックグループ)はこのほど、ベトナム・ハティン省に建設中の大型製鉄所について、同鉄工所周辺への設備メンテナンス業者や川下加工業者の進出を支援して「補助・加工区」を形成して、十全な産業チェーンを構築する方針を示した。5日付工商時報が報じた。
同製鉄所を運営するフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の陳源成董事長は「補助・加工区」について、敷地面積は200ヘクタールで、現在整地作業が進められていると説明。今月7日に開設するホーチミン事務所を通じ、川上、川下顧客と交渉を進め、来年半ばには正式に誘致する計画と語った。同地を東南アジア最大の製鉄産業拠点としたい考えだ。
なお陳董事長によると、ハティン製鉄所の建設工事は発電所、港湾、水道施設、コークス炉などを含め90%完了しており、11月末に試験運転を終え、年明けに初めての製品として熱延鋼板を生産する予定だ。また来年上半期には第1高炉に火入れを行い、自前で鋼片を生産する目標を達成できる見通しだという。
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