ニュース 電子 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060217
通信行政を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は4日、中堅通信キャリアの亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)と鴻海精密工業傘下の新興通信キャリア、国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)の合併計画を認可した。行政手続きを経て、年末にも合併が完了する見通しだ。
両社の合併計画は、これまでNCCに2回却下されていた。亜太電信が台湾大哥大(台湾モバイル)とのローミング提携に依存して第4世代移動通信(4G)サービスを提供していることなどが問題視されたためだ。しかし、亜太電信が基地局整備などの改善計画を提出したことから、NCCの理解が得られた。
鴻海は既に亜太電信の経営権を握っており、アンビットとの合併は経営効率を高める狙いがある。台湾モバイルはアンビットの増資を引き受けており、鴻海と台湾モバイルの業界連合が成立することになる。今後は4G市場で同業の中華電信や遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)に挑む。
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