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エイサーが格安スマホ、補助金商機に照準


ニュース 電子 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060218

エイサーが格安スマホ、補助金商機に照準

 宏碁(エイサー)は4日、格安スマートフォン「リキッドZ」シリーズ4機種を発表した。価格は3,290~6,490台湾元(約1万2,000~2万4,000円)。政府の短期消費刺激策で11月より3カ月間、第2世代(2G)の携帯電話端末から4G対応スマホへの買い替えに1台当たり2,000元の補助金が支給される。台湾の2G携帯52万2,000台のうち、エイサーは4機種で4万台獲得が目標だ。5日付工商時報が報じた。


エイサーは、リキッドZシリーズは高齢者や子どもに最適とアピールした(同社リリースより)

 新機種「Z330」「Z530」「Z630」「Z630S」は、4.5、5、5.5、5.5インチディスプレイで、クアルコムまたは聯発科技(メディアテック)のクアッドコアプロセッサー搭載。ロー~ミドルエンド機種ながら、いずれもブルーライトカット、フィルタリング(有害サイト閲覧制限、無料版は期間限定)などのアプリが内蔵されている。

 エイサーの黄鐘鋒・台湾地区総経理は、来年の出荷目標は20万台で、市場シェア3%、5位以内を目指すと語った。今年第1~3四半期は市場シェア1%未満、10位圏外だ。