ニュース 電子 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060222
友達光電(AUO)の元研究担当者が中国の深圳市華星光電技術(CSOT)に転職した際、AUOが台湾の交通大学に委託して行った研究成果をCSOTに漏らした上、中国で特許2件を申請したとして、新竹地方法院検察署は4日までに元研究担当者を起訴した。5日付自由時報が伝えた。
起訴されたのは、化学博士で2006年から11年までAUOの研究開発(R&D)副理を務めた謝忠憬容疑者。謝容疑者はAUOが06年から07年にかけ、交通大に委託して行った「反応型液晶単体合成、微量物質分析および形態学研究」という研究プロジェクトの成果を秘密保持契約に違反してCSOTに漏らした疑い。
謝容疑者は11年7月から8月にかけ、問題の研究成果に基づき、CSOTの賀成明総裁と共同で「液晶活性単体および液晶パネル」など2件の特許を中国特許当局に申請した。
AUOの刑事告発を受けた検察は、AUOの営業秘密管理システムに保存されている文章と謝容疑者らの特許申請内容が実質的に同一だと結論付け、立件に踏み切った。
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