ニュース 政治 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060224
7日にシンガポールで行われる馬英九総統と習近平中国国家主席による首脳会談について、王金平立法院長は4日、「3日夜にメディアの取材を受けて初めて知った」と述べ、事前通知は受けていなかったことを明らかにした。5日付自由時報が伝えた。
総統府は毛治国行政院長らが王院長に事前に通告したと説明していたが、微妙な食い違いを見せた格好だ。王院長は3日夕方の段階で、馬総統から4日午前のスケジュールを空けておいてほしいと求められたが、首脳会談に関する言及はなかったという。
与党国民党では馬総統と王院長(党副主席)の政争で党内が混乱した経緯があり、馬総統は首脳会談の検討過程に王院長を加えなかったとみられるが、政界からは「密室での決定」だとする批判も出ている。
王院長は「立法院を代表し、両岸(中台)の指導者による会談は対等な形で尊厳を保つべきだと要求する。国家発展にかかわる今回の対話が人民の期待に沿うものであるよう望む」と述べた。
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