ニュース 電子 作成日:2015年11月5日_記事番号:T00060226
5日付工商時報によると、半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)が中国の国有半導体大手、紫光集団から25%の出資を受け入れると発表したことに関連し、紫光集団大株主のインテルが大連12インチウエハー工場で来年下半期より量産を開始する3D(3次元)NAND型フラッシュメモリーや「3D XPoint(スリーディークロスポイント)」メモリーの封止・検査をパワーテックに発注するとの見方が出ている。
インテルは昨年、中国国内市場における商機獲得を目的とし、紫光集団に対し15億米ドルを出資。さらに先ごろ、これまでチップセットの生産を手掛けていた大連12インチ工場に最高55億米ドルを投じて、最先端製造プロセスを採用したNAND型フラッシュメモリー工場に転換すると発表した。
パワーテックは従来よりインテルからNAND型フラッシュメモリーおよびソリッドステートドライブ(SSD)の封止・検査を受注しているが、紫光集団との資本提携を受けてインテルは今後、大連工場で生産される製品の封止・検査をパワーテックのみに発注するとみられている。
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