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スーパーの1〜9月売上高、同期の過去最高に【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年11月6日_記事番号:T00060241

スーパーの1〜9月売上高、同期の過去最高に【図】

 経済部が5日発表した統計によると、スーパーマーケットの今年1〜9月の売上高は前年同期比7.8%増の1,350億台湾元(約5,100億円)で、同期としての過去最高だった。また、伸び率は過去7年で最大だった。経済部は、今年通年では1,700億元以上となり、過去最高を更新すると予想した。

 経済部によると、スーパーは出店拡大、生鮮食品の取り扱いなど商品の多様化、会員ポイント制導入などを進めており、売上高が年々増加。昨年は前年比5.3%増の1,672億元で過去最高となった。商品別の販売構成比は、▽化粧品・清掃用品、32%▽食品、28.2%▽飲料、26.3%▽皮革製品、3.2%▽たばこ、2.8%──など。

 流通業の業界雑誌「流通快訊」の統計によると、9月末時点のスーパー店舗数は1,935店で、昨年末より115店増加した。うち全聯福利中心(Pxマート)が759店で最多、美廉社(シンプルマート)が455店、頂好超市(ウェルカム)が231店と続いた。

 総合商品小売業の1〜9月売上高に占めるスーパーの割合は16%と前年の15.1%から0.9ポイント上昇した。量販店の16.6%に迫っている。コンビニエンスストアは26.4%、百貨店は25.7%だった。