ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年11月6日_記事番号:T00060246
トヨタと日野自動車の台湾総代理店、和泰汽車は5日、日野の新型ノンステップバスを発表した。和泰汽車の蘇純興総経理は、台北市のバス業者と交渉を進めているほか、中南部のバス業者も強い興味を示していると指摘。1年目の販売目標は300台で、市場シェア8割を目指すと語った。6日付蘋果日報が報じた。
蘇総経理(右)。日野の大竹孝宏チーフエンジニア(左)も発表会出席のため来台した(和泰汽車リリースより)
蘇総経理によると、台湾の路線バス年間販売台数は約1,000台。日野のバス市場シェアはかつて最高80%を誇った。しかし、未着手だったノンステップバスが台湾で2008年に普及し始めると、韓国、中国ブランドに市場を奪われ、現在シェアは20%まで落ち込んでいる。蘇総経理は、台湾のバスの適正な車齢は約8〜12年のため、そろそろ買い替えが見込め、シェアを奪い返せると自信を示した。
蘇総経理はまた、ノンステップバスの販売に合わせ、10億台湾元(約37億5,000万円)を追加投資して既存拠点17カ所の格上げ、改装を行うほか、新設も進め3年以内に拠点数を20カ所以上にすると表明した。
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