ニュース 電子 作成日:2015年11月6日_記事番号:T00060250
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は5日、傘下のIC設計業者、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)と共同開発したスマートフォン用プロセッサー「Kirin 950」を発表した。同製品は台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートルFinFET(FF、立体構造トランジスタ)プロセスを採用して量産、パッケージング・テスティング(封止・検査)は矽品精密工業(SPIL)と京元電子(KYEC)が手掛ける。6日付工商時報が報じた。
Kirin 950はARMの中央処理装置(CPU)コア「Cortex-A72」を内蔵したオクタコア(8コア)のSoC(システム・オン・チップ)で、ベンチマークではサムスン電子の「Exynos 7420」、クアルコムの「スナップドラゴン810」、聯発科技(メディアテック)の「HelioX10」を大きく上回っている。
ファーウェイは近年、Kirinプロセッサーを相次いで開発しており、うちほぼ自社製品にのみ搭載されている「Kirin 910」と「Kirin 930」の累計出荷量は5,000万個に達したという。
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