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ハイウィンのリハビリ用ロボット、中国で来年販売


ニュース 機械 作成日:2015年11月9日_記事番号:T00060262

ハイウィンのリハビリ用ロボット、中国で来年販売

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は8日、同社の開発した下肢の筋力トレーニング用ロボットが11月末に中国で医療器材としての認証を取得できる見通しで、来年より同国内で販売を開始すると表明した。価格は300万〜500万台湾元(約1,130万〜1,900万円)で、スイス製の約1,500万元に比べ大幅な低価格となる。9日付工商時報が報じた。


馬英九総統(前列中)は8日、ハイウィン台中本部を訪問し、卓董事長(前列左5)からロボット開発状況の説明を受けた(経済部リリースより)

 卓董事長はまた、来年は日本において医療器材としての認証が不要なリハビリ用小型ロボットおよび入浴補助ロボットを販売することを計画していると明らかにした。

 この他、同社は今年、従来のOEM(相手先ブランドによる生産)、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)といった従来の業態とは異なる、顧客が気付いていない弱みを発見し、ハイウィンが設計サービスや重要部品を供給して解決に協力する「OCS(Original Creation Service)」の推進に注力しており、関連製品の生産について12月、中国メーカー3社にライセンスを付与する予定だ。