ニュース 政治 作成日:2015年11月9日_記事番号:T00060276
7日に中台首脳会談を終えた台湾の馬英九総統は帰路の特別機内で酒に酔ったまま記者団の取材に応じ、支離滅裂な発言で失笑を買う事態となった。
台湾に到着した馬総統(左2)は何事もなかったように、記者団に対し「よく眠れた。皆さんご苦労さま」と声を掛けた(8日=中央社)
9日付自由時報によると、馬総統は当時、中国の習近平国家主席との会談後の夕食会について触れ、「習主席の側近のうち5人が寅(とら)年生まれだった。自分を含めてだ」などと発言した。メディアはそれを馬総統が「自分は習近平の側近だ」と取れる発言をしたと大きく報道。側近が「発言内容と食い違い、事実とも異なる」と否定する事態に発展した。
関係者によると、実際の発言は夕食会で同席した中台双方の首脳側近5人と馬総統の計6人が1950年生まれの寅年だった点が話題になったものだという。
馬総統はこれまでも「酒に弱い」との評があり、ただでさえ風当たりが強い中台会談後の醜態に市民は眉をひそめた。
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