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中台産業協力会合、新エネルギー車両に重点


ニュース その他分野 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060284

中台産業協力会合、新エネルギー車両に重点

 中台による「両岸産業協力ワーキンググループ」の会合が10日、新竹で開かれる。台湾経済部関係者は「(ハイブリッド車など)新エネルギー車両での産業協力を重点に位置付ける」と説明した。10日付経済日報が伝えた。

 中台は次世代の新エネルギー車両の開発で協力していく意向だ。軽量化、モジュール化、スマート化したプラグインハイブリッド車の開発を有望視している。このほか、液晶パネル分野では、中台が韓国に対抗して申し合わせた4Kパネル技術標準に基づき、双方の技術協力を進めていく。

 産業協力会合は年2回開かれている。中台は今月末に物品貿易協定の第12回締結交渉を予定しており、産業協力会合は「交渉のウォーミングアップ」(経済部関係者)となりそうだ。

 経済部工業局関係者は「産業協力会合は『協力』、物品貿易交渉は『保護』を重視する。一見矛盾しているようだが、表裏一体の関係だ」と述べた。