ニュース 運輸 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060289
スマートフォンアプリを通じたリムジンタクシー配車サービス「Uber(ウーバー)」に対し、交通部公路総局が営業停止を命じたことを不服し、ウーバーが処分の取り消しを求めた行政訴訟で、二審の台北高等行政法院はこのほど、原告敗訴の一審判決を破棄し、原告逆転勝訴の判決を言い渡した。
ウーバーはサービス内容が自動車輸送業管理規則に違反しているとして、交通部公路総局より昨年12月から今年1月にかけて21回、計230万台湾元(約860万円)の罰金処分を受け、営業停止を命じられていた。
ウーバーは今年9月の一審判決では敗訴していた。ウーバーは直接タクシーの運行に関与しているわけではなく、業務内容は道路法が定める範囲には当たらないと主張。罰金についても、通知書に詳細な地点などが記載されておらず無効だと訴えていた。
二審は「公路総局が命じた営業停止範囲は不明確で広すぎる」として、処分は無効と判断した。
公路総局は「補充資料を提出し、速やかに上訴する」とコメントした。
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