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高雄市の海底トンネル、10~15年の延命措置【表】


ニュース 建設 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060293

高雄市の海底トンネル、10~15年の延命措置【表】

 高雄市前鎮区と島状の旗津区を結び、自動車やバイクが走行できる海底トンネル「高雄過港トンネル」(全長1.67キロメートル)の使用年限を10~15年延長する計画が決定し、年末~来年初めに入札募集を行う予定だ。工事の予算は4億台湾元(約15億円)。2017年に完工予定だ。10日付工商時報が報じた。

 王錦栄・台湾港務工程処長は、高雄過港トンネルは1985年の供用開始から50年の使用期限があと20年残されているが、延命措置で2045~50年まで使用できるようになると説明した。

 一方、王処長は、2本目の高雄過港トンネルを建設するには300億元、橋を架けるには200億元以上かかる上、環境問題などもあり、実現可能性は低いと指摘した。