ニュース 電子 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060295
10日付電子時報によると、スマートフォンアプリを通じた高級リムジンタクシー配車サービス「Uber(ウーバー)」のデータセンター向けサーバーを台湾の電子機器受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が、簡易投稿サイトの「ツイッター」向けサーバーを緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)が受注したとの観測が出ている。ただクアンタ、ウィストロンともコメントを控えている。
クラウドコンピューティング用データーセンタ向けサーバーの世界市場では、これまでグーグルやフェイスブック、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといった一線級のIT(情報技術)企業が受注競争の主要ターゲットだった。しかし、こうした企業のサーバー調達先は既に固定されている上、競争激化によって薄利化が進んでいる。
一方、クラウドの応用先が拡大し、インターネットを通じたさまざまなサービスが登場する中、ウーバーやツイッターなど二線級の企業におけるサーバーは需要が高まっている上、こうした企業では調達量が少ないため、価格交渉の余地も小さく、利幅が比較的大きいとして来年の主要ターゲットとして浮上している。
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