ニュース 医薬 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060296
大手原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム台湾)の陳勇発総経理は9日、インターネット上で行った業績説明会で、年内にも稼働が見込まれる中国・江蘇省常熟工場について、米食品医薬品局(FDA)による査察を受けた結果、審査に合格し、同工場で生産される製品の米国販売が認められたことを明らかにした。10日付経済日報が報じた。
陳総経理はまた、中国の国家食品薬品監督管理総局(CFDA)が新たなGMP(適正製造規範)を公布したことを受け、今後中国では新薬会社が自社工場を設置することなく新薬認証を取得し、医薬品製造受託機関(CMO)に生産を委託することが可能となる見通しだと説明。同社常熟工場は同規範に基づいて建設された原薬工場だと強調した。
なおサイノファームは現在、10件以上の新薬受託生産業務を抱え、いずれも第2相〜第3相臨床試験段階に入っており、今後、台南工場で行っている生産の一部を常熟工場に移管する計画だ。
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