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コンパル10月2割減収、顧客の在庫調整で


ニュース 電子 作成日:2015年11月10日_記事番号:T00060298

コンパル10月2割減収、顧客の在庫調整で

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した10月連結売上高は730億9,700万台湾元(約2,750億円)で、前月比20.2%減、前年同月比9.9%減だった。顧客の在庫調整を受けてノートPC出荷台数は300万台と前月比33%減少した。10日付工商時報などが報じた。

 ただコンパルは、ノートPC出荷台数は11月、12月と連続で増え、スマートフォン出荷は第4四半期に今年最多になるとの見通しを示した。

 一方、緯創資通(ウィストロン)の10月売上高は568億3,500万元で、前月比6.48%減、前年同月比1.62%減だった。ノートPC出荷台数は160万台で前月比24%減、サーバー出荷は15万台で6%減少した。液晶テレビ、デスクトップPCなどは前月並みだった。一方、アップルのスマホ新機種「iPhone6sプラス」を含むスマートデバイスの出荷量は前月から小幅減となった。同社は11月はノートPC出荷が前月より増えるとみている。

 証券会社は、スマホ、タブレット端末など消費者向け電子機器の需要期入りで、11月は2社とも増収となる可能性があると指摘した。