ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年11月11日_記事番号:T00060327
三陽工業(SYM)傘下で韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の台湾総代理店、南陽実業は10日、台湾生産の小型車「ヴェルナ1.6」を発売した。価格は55万9,000〜67万9,000台湾元(約210万〜255万円)。南陽実業の魏国志総経理は、「製品ラインアップの穴をヴェルナが補うことで、来年現代自の台湾における販売台数は大幅な成長を遂げる」との見方を示した。11日付工商時報が報じた。
「ヴェルナ」は若者がターゲットだ(同社リリースより)
SYMの張宏嘉董事長は、1車種の現地生産化には通常2〜3年の準備期間が必要となるが、ヴェルナは企画から1年以内で発売までこぎ着け、台湾の自動車業界で最速記録を打ち立てたと説明。SYMと南陽実業、現代自の緊密な協力関係を象徴すると強調した。
さらに張董事長は、今後は毎年、現代自の新型車を少なくとも1車種導入し、3年以内に台湾市場で5位以内に食い込みたいと抱負を語った。
また、魏南陽実業総経理は、現代自より新たに大型商用車の代理権を取得したことを明らかにし、早ければ来年第2四半期から6.5トンクラス以上の車種を輸入販売するとの計画を示した。将来的には台湾での生産も視野に入れるという。
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