ニュース 電子 作成日:2015年11月11日_記事番号:T00060328
スマートフォン市場で既に世界市場シェア5位以内の地位を築いている中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)と小米科技(小米、シャオミ)がノートパソコン市場に参入するとの観測が業界の関心を呼んでいる。しかし、部品サプライヤーによると、ファーウェイが発売するとされる2イン1パソコン「MateBook」の来年の出荷量は60万台に及ばず、小米のノートPCも80万台に満たない見通しで、両社から生産を受託するとみられる仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と英業達(インベンテック)の業績に対する貢献は限定的となりそうだ。11日付電子時報が報じた。
ファーウェイのMateBookはコンパルが設計と生産を担うとされ、来年は主に10インチの小型機種に注力すると観測されているが、ノートPC市況の低迷と既存ブランドの壁を打ち破ることは容易ではないと業界ではみられている。
一方、小米はコンパルとインベンテック に生産を委託してノートPC市場に参入するとされるが、同社はタブレット端末の売れ行きが予想を下回る状況の下、ノートPCの出荷目標を引き下げたとされる。
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