ニュース 電子 作成日:2015年11月11日_記事番号:T00060332
11日付自由時報によると、中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)の上海工場を買収するとの市場観測が浮上した。チップモスは「市場のうわさにコメントしない」とした。
チップモスの資本金は87億台湾元(約330億円)。液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC封止・検査の世界市場シェアは30%で2位だ。上海工場は2002年に設立した。
中国はパネル産業の規模拡大を進めているが、LCDドライバICのサプライチェーンは未構築だ。BOEは中国政府の政策に応じて半導体専門の部門を設置しており、資金を調達しやすい。チップモス上海工場の買収案は第1段階の評価を終えたとされ、同案が決まれば同分野では初の買収例となる見通しだ。
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