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蔡英文主席のフェイスブック、中国からのコメントで炎上


ニュース 社会 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060338

蔡英文主席のフェイスブック、中国からのコメントで炎上

 民進党から台湾総統選に出馬する蔡英文主席のフェイスブック(FB)ページに10日夜以降、中国から大量のコメントが殺到した。12日付自由時報が伝えた。


中台ネットユーザーの「炎上」に対し、蔡主席は「フリーダム(自由)」と書かれた画像とメッセージで歓迎の意を表明。明らかな違法でない限り、コメントを削除しない方針だ(フェイスブックより)

 コメント欄は台湾と中国のネットユーザーによる非難合戦の様相となり、コメント数は11日午後9時までに9万件を超えた。

 蔡主席は今回の「炎上」をむしろ歓迎。「多くの新たな友人が民主、自由、多元的な台湾を目にする貴重な経験となれば」とコメントした。

 中国では通常、インターネット規制でフェイスブックに接続できないが、特殊なソフトウエアを使えば利用が可能だ。また、学術機関などではアクセスが規制されていないケースもある。

 今回のコメント殺到をめぐっては、フェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグ氏が中国の習近平国家主席と会談した後、中国がフェイスブックを開放したのではないかとの見方もあるが実態は不明だ。11日はインターネット通販の特売日の「光棍節(独身の日)」に当たり、中国政府がアクセス需要に対応する過程で規制にすきが生じたとの見方もある。