ニュース 社会 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060340
1996年に高雄県鳥松郷(現在の高雄市鳥松区)で民進党婦人部の彭婉如主任(当時47)が遺体で発見された殺人事件に関連し、現場で採取された指紋やDNAが飲酒運転の罪で実刑判決を受け中部の刑務所で服役している元タクシー運転手のA受刑者(49)と一致したもようだ。ただ、捜査当局は現時点で証拠不足と判断しているとされる。12日付蘋果日報が伝えた。
彭氏は遺体で発見される3日前に尖美大飯店(現在の大都会酒店=写真、三民区)でタクシーに乗り、行方不明となった(11日=中央社)
事件は迷宮入りし、来年12月に時効が迫っている。A受刑者は今年6月、別の受刑者に「彭婉如は俺が殺した」などと発言した。それを受け、警察が現場で採取した指紋やDNAを照合した結果、被害者の遺体から検出されたDNAと一致したという。
このほか、A受刑者と20年以上にわたり同居していた女性に事情を聴いたところ、A受刑者が事件後に「ここでは商売できない」と話し、高雄から台中に転居。その後、女性の追及に対し、犯行を告白していたことが分かった。
A受刑者は当初犯行を否認していたが、女性の証言に基づき追及すると、「確かに女性を乗せたが、体調が悪いというので、道端に降ろした」などと事件への関与を認める供述を始めたという。
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