ニュース 社会 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060342
桃園市亀山区で11日午後、予告なく約4,000世帯が停電するトラブルが発生した。大気中のPM2.5(微小粒子状物質)濃度上昇が原因とみられている。12日付聯合報が報じた。
台湾電力(台電、TPC)桃園区営業処の調査によると、連日の大気汚染により、大量の粉じんが電線の懸垂礙子(けんすいがいし)に付着したことが原因で絶縁破壊が生じた上、降雨により表面で閃絡(せんらく)現象が起こり、給電線2本で電力供給が遮断され、停電が発生したとみられる。
停電1時間後に1本目の修理を終え、2,100世帯の電力が復旧した。もう1本は銘傳大学桃園校区に接続しており、同校では学生のテスト中だったことから、電力供給を止めることができなかったため、復旧に4時間を要した。
沿海部では懸垂礙子の損壊が多く、TPCはたびたび清掃しているが、市街地では深刻なじん害を想定しておらず、清掃が行われていなかった。
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