ニュース 運輸 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060345
長栄航空(エバー航空)の張国煒董事長は米国時間11日午前、ボーイング社から購入した22機目となる777-300ER型機の引き渡し式典に出席した際、「今月末に董事会で787型旅客機20機の購入について議論したい」と語った。購入額は2,600億台湾元(約9,800億円)に上る見通しだ。中央社が12日伝えた。
張董事長(左2)は、現在777-300ER型機が同社の主力だと述べた(12日=中央社)
張董事長は、787型は2018年から22年にかけて引き渡しを受ける予定で、早ければ20年に同社の保有機体が台湾の市場規模に最適な100機に達すると語った。ただ一方で桃園国際空港のキャパシティー不足を懸念材料に挙げた。
この他、タイ航空とシンガポール航空が相次いで米国路線を縮小する中、両社と共同運航で提携するエバー航空は、バンコクおよびシンガポールから米国へ向かう旅客の獲得を目指し、来年末までに北米路線を毎週77便に増やす方針だ。
張董事長によると、桃園〜ニューヨーク線を1日2便に、桃園〜サンフランシスコ線は1日2便から3便に、桃園〜ヒューストン線は1日4便から6便に増やす計画だ。この他、桃園〜シカゴ、ワシントン線も増便を予定している。
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