ニュース 石油・化学 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060354
台湾中油(中油、CPC)の高雄市小港区・大林製油所の残油流動接触分解装置(RFCC)で11日、保守点検明けの再稼働時に火災が発生し、高雄市政府労工局から操業停止を命じられた。けが人はなかった。再開は1~3カ月後とみられ、1日当たり1億台湾元(約3億7,600万円)以上の損失が予想されている。12日付経済日報が報じた。
大林製油所のRFCCは、プロピレン年産能力が45万トンで同社の40%を占める。川下の李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)、信昌電子陶瓷(プロスペリティー・ダイエレクトリックス、PDC)、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の林園工場は減産を迫られる見通しだ。一方、台湾最大のサプライヤー、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は恩恵を受けそうだ。
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