ニュース 電子 作成日:2015年11月12日_記事番号:T00060360
電子機器受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里(バリー・ラム)董事長は11日の業績説明会で、クラウド市場は競争が激化しており、5年前はブルーオーシャン事業だったが、「今はやや紫色になった」と述べた。ただ、クラウド技術の発展はまだ「3分の1程度」で、市場拡大の余地は依然大きいとの見方を示した。12日付工商時報などが報じた。
クアンタは2011年、ノートパソコン事業の低成長化を見越してクラウド事業に参入、クラウドサーバーの世界シェアは、ヒューレット・パッカード(HP)、デルに次ぐ第3位となった。
林董事長はまた、アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の次世代機種を開発中であることも明かした。来年第3四半期の大量出荷を見込む。
同社が同日発表した第3四半期の売上高は2,758億9,700万台湾元(約1兆円)で、前期比9.9%増、前年同期比12.9%増だった。純利益は58億3,100万元で、前期比72.8%増、前年同期比23.2%増となり、過去3年で最高だった。通年売上高は1兆元を目指す。
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