ニュース 社会 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060366
台北市政府は、現在無料となっている路上駐車スペースを12月より全て有料化する方針を固めていたが、12日の市議会で同政策に対し市議会議員から批判を受けた柯文哲市長は、幅6メートル以下の道路は周辺住民の同意が得られれば原則無料、8メートル以下(商業エリアを除く)の場合も平日の夜間および休日は無料とすることに同意した。13日付蘋果日報が報じた。
全面有料化の当面見送りは、駐車場が少ない地域住民の要望に応えたものだ(12日=中央社)
台北市では道路脇公有地に約4万3,000台分の駐車スペースが設けられており、来月より全て有料化することが決まっていた。しかし陳政忠市議(無所属)は、自身が行った調査によると、市内の全里長456人のうち64%が「同政策は成功しない」、54%が「同政策に不満」と回答したとして、一部無料化を維持するよう柯市長に迫った。
これに対し柯市長は、道幅の狭い道路については条件付きで無料を維持してもよいとの考えを示した。これを受けて同市交通局は同日夜、既に有料化されている6メートル以下については来月より、8メートル以下の道路については来年元日から無料化すると発表した。
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