ニュース 政治 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060368
李登輝元総統は12日、成功大学(台南市)での講演で先週行われた中台首脳会談に触れ、「馬英九総統は握手とスマイルだけで、台湾のために言うべきことも言わず、かなり軟弱だった」と批判した。13日付自由時報が報じた。
李元総統はまた、民進党の蔡英文主席は、総統選で当選した後は中台首脳会談の後遺症の有無を懸念する必要はないが、「1992年の共通認識(92共識)」の問題には用心深く対処する必要があり、特に総統選挙投票日の1月16日から馬総統が退任する5月20日までの期間は馬政権と中国の動きに十分注意し、万全の準備を行っておくべきだ」と提言した。
講演後の質疑応答では中国からの留学生が、「李元総統は馬政権を独裁と批判するが、こんなに小さな台湾で独裁でなければどう統治するのか。総統はくじ引きで決めればいいのではないか」と質問した。これに対し李元総統は「台湾には民主主義があり、政府は人民の利益のために存在する」と回答し、中国人学生は沈黙した。
李元総統は「国の改革のためには、若者が行動しなければならない」と訴えた(12日=中央社)
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