ニュース 医薬 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060379
台湾浩鼎生技(OBIファーマ)の黄秀美総経理は12日、乳がん新薬「OBI−822」について、二重盲検法に基づく第2、第3相臨床試験の結果を市場予測よりも1カ月早い来年2月末に発表できるとの見通しを明らかにした。中央社電が伝えた。
黄総経理は「試験結果で効果が確認できれば、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)に新薬承認申請(NDA)を行うとともに、米国と欧州連合(EU)で第3相臨床試験を申請する」と説明した。
同新薬は2010年10月から台湾で延べ349人を対象に第2、第3相臨床試験が行われてきた。
同新薬はがん細胞に含まれるグロボH抗原をターゲットにし、抗体が生まれるよう促し、T細胞を活性化することで、乳がん細胞の破壊や再発防止を図る新薬。実用化されれば、乳がんに対する初の積極的免疫療法となる。
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