ニュース 医薬 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060380
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)の報告によると、2015年の台湾医薬品市場の規模は1,543億4,000万台湾元(約5,800億円)で、前年比6%拡大して過去5年で最高となる見通しだ。16年は今年比3%増の1,589億7,000万元を見込む。13日付蘋果日報が報じた。
IEKは台湾業界の当面の動向として、中国が第13次5カ年計画(16〜20年)で計画する新薬の定義変更と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の品質強化により、台湾のジェネリック薬品メーカーは中国での認証取得が有利になると指摘。証券会社は、台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)、永信薬品工業などの長期的な研究開発(R&D)を促すと予測した。
IEKはまた、精密医療、中国の医薬品・医療機器の審査承認制度改革や、米国の植物性医薬品に関するガイドライン緩和などによって、医薬品市場は世界規模で拡大していると分析。今年の世界市場規模は9,948億米ドルと前年比6.1%拡大し、来年は1兆米ドルを突破する見通しだ。
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