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コストコの期限切れ肉を回収転売、屏東県で摘発


ニュース 農林水産 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060383

コストコの期限切れ肉を回収転売、屏東県で摘発

 屏東県万丹郷の養豚業者が高雄市内の大手量販店、好市多(コストコ)などから消費期限が切れた食料品、肉製品などを回収し、再加工した上で、外食業者に転売していたことが明らかになり、屏東地方法院検察署などは11日、関係者5人を取り調べ、うち経営者の呉美嬢容疑者ら2人を逮捕した。13日付自由時報が伝えた。


押収された期限切れ肉は悪臭を発していた(12日=中央社)

 検察と衛生当局は関係先15カ所を家宅捜索し、消費期限が切れた食料品238キログラムを押収した。

 問題の期限切れ食品は豚の飼料用に払い下げられたものだった。検察は今年6月に通報を受け、捜査を進めてきた。呉容疑者は期限切れ食品の悪臭を除去するなどして、外食店13カ所に安値で転売していた。

 呉容疑者の養豚場は2005年からコストコの期限切れ食品を回収しており、検察は不正な転売行為が長期にわたり続いていた疑いもあるとみている。

 コストコの王友玫マーケティング企画部副総経理は「問題発覚後すぐに業者との契約を解除した。今後は再発防止に向けた措置を強化する」と説明した。