ニュース 電子 作成日:2015年11月13日_記事番号:T00060384
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)によると、車載用液晶パネルの世界市場規模は今年55億米ドルに達し、初めてタブレット端末用を上回る見通しだ。中小型パネルの応用先としては携帯電話向けに次いで2番目に大きい市場となる。なお、車載用パネルの市場規模は2020年に72億米ドルまで成長すると予測した。13日付工商時報が報じた。
中小型パネル3大応用先の生産額比率は昨年、携帯電話用が74.65%、タブレット用が13.87%、車載用が11.48%だったが、今年は携帯電話用が75.96%、車載用が14.38%、タブレット用が9.65%を占めるとの予測だ。
林研詩IEK産業アナリストは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)やコンソール、ダッシュボードなど自動車に搭載される液晶パネルはますます増加しており、12年時点で自動車1台当たりの液晶パネル平均搭載数は0.6枚だったが、今年は0.8枚、20年には1.2枚に増えると予測。さらに車両間通信ネットワーク(IoV)が注目を集め、大手IT(情報技術)企業が商機獲得を狙う中、今後も車載用パネル需要は高まるとの見方を示した。
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