ニュース 公益 作成日:2015年11月16日_記事番号:T00060400
風力発電用部品大手、永冠能源科技(YGG)は14日、台中港電力専業区で洋上風力発電用鋳造部品工場の着工式を行った。新工場は2016年末に完工、17年第1四半期に量産開始予定だ。張賢銘董事長は、新工場は洋上風力発電部品の輸出拠点となると強調した。14日付工商時報が報じた。
新工場に対する投資額は35億台湾元(約130億円)。主に3.6メガワット(MW)級以上の大型風力発電機の基礎部分、ハブ、軸受けなどの大型鋳造部品を生産する。年産能力は7万トンだ。
政府が推進する洋上風力発電拡大計画に独シーメンスなど世界の風力発電大手が参入する中、同社は今年に入って以降、風力発電部品の需要が急速に伸びており、1~10月累計で風力発電向け製品の売上構成比が60%を超えた。
同社によると世界の洋上風力発電機の総装置容量は、14年の370ギガワット(GW)から20年には697GWまで成長する見通しだ。
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