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スマート機械産業振興、蔡英文主席が公約発表


ニュース 機械 作成日:2015年11月16日_記事番号:T00060407

スマート機械産業振興、蔡英文主席が公約発表

 民進党から総統選挙に出馬する蔡英文主席は13日、機械産業のスマート化を推進し、中部を「世界におけるスマート機械産業の中心地」にするとうたう選挙公約を発表した。工作機械メーカーの関心が高い為替政策については、必要に応じて為替レート防御策を取ると表明した。14日付経済日報などが報じた。


蔡主席は、林台中市長、選対の張執行長、機械メーカー数社の董事長とともに中部科学工業園区(中科)后里園区を視察した後、スマート機械政策を発表した(13日=中央社)

 選挙対策事務所の張景森執行長は、現在の政府は国際M&A(合併・買収)推進に基金200億台湾元(約750億円)を用意しているが、将来は国家レベルの投資機関を設立し、資金の規模も数倍にすると説明した。

 また台中市の林佳龍市長も同計画に協力する姿勢を示し、同市政府経済発展局の呂曜志局長は、政府主導で産業連盟形成を促進し、世界市場での展開を拡大することで工作機械産業の年産額を8年後に5割増、70億米ドルまで増やしたいと語った。