ニュース 電子 作成日:2015年11月16日_記事番号:T00060412
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)が友好的な関係にある聯華電子(UMC)、京元電子(KYEC)、矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)と共同で設立する投資会社「焱元投資」に対し、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が13日、10億台湾元(約37億円)を投じると発表した。2,000万株を取得し、出資比率12.66%となる。これにより、焱元投資の資金調達は当初目標79億元を達成する。14日付聯合報が報じた。
ASEによる買収に反発するSPILの従業員や家族3,000人が14日、デモ行進をして立法院に陳情を行った(14日=中央社)
SPILは、同業最大手、日月光半導体製造(ASE)が9月に株式公開買付(TOB)でSPILの株式25%を取得して買収したことに反発し、鴻海精密工業との株式持ち合いをたくらんだが、10月の臨時株主総会で否決された。次なる防衛策として、焱元投資を設立する計画だ。
焱元投資は月末に発起人会議を開催し、12月に設立登記を済ませ、SPILの株式6~7%を取得する予定だ。SPIL経営陣の同社持ち株比率は現在18%。
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