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ネットでのカード不正利用被害、4年で6.3倍に拡大【図】


ニュース 社会 作成日:2015年11月17日_記事番号:T00060418

ネットでのカード不正利用被害、4年で6.3倍に拡大【図】

 ショッピングやオークションなどインターネットサイトでのクレジットカードによる支払いで、銀行業界が昨年届け出た不正利用の被害額の合計は4億6,200万台湾元(約17億4,000万円)に達し、4年前の2010年から6.3倍に拡大したことが分かった。17日付聯合報が報じた。

 クレジットカードの不正利用は、以前は磁気カードのデータを抜き出して偽造カードを作成して使う、スキミングが多かった。しかし、カードへのICチップ搭載が進んだ結果、昨年は被害額に占めるスキミングの割合は1万元当たり0.3元と、アジア最低水準に改善した。最近の被害は、ハッキングによってカード番号などの情報が盗まれて使用されるケースが大部分だ。

 銀行業界の関係者によると、情報が最も盗まれやすいのはオンラインゲームでのクレジットカードによる支払いで、ポイントを購入する際にカード番号を登録しないことや、既に登録した場合は消去するよう利用者に呼び掛けている。